2025年03月04日
居住者本人が片付けを諦めてしまうと、ゴミ屋敷化は加速します
弊社に依頼が来る片付け案件は、「ちょっとモノが多いお部屋だな」というレベルから、「床が見えないなかなかの汚部屋だな」というもの、「ゴミが頭の高さまで積み上がっている」というものまでさまざまです。
ゴミ屋敷化してしまう原因として、一概には言えないのですが、主に以下の2つのパターンが多いのではないかと感じています。
①心身に何らかの問題があり、物理的に片付けやゴミ出しをするのが不可能なケース
②片付けが苦手・忙しすぎるなどの理由から、片付けることを諦めてしまっているケース
①のケースは、病気の方やお年寄り等で致し方ない場合もあるのですが、②のケースは正直「どうしてこうなる前に片付けなかったのか、、、」と思ってしまう場合も多く、しかし本人が諦めてしまうとゴミ屋敷化に歯止めがかからないため、もう手の施しようがなくなってからようやく片付け依頼が来るという次第で、今回はそんなお部屋の片付け作業を行ってきました。
《作業前の状況》
玄関を開けてすぐ、すでにごみが積み重なっており部屋に入れない状態です。
おそらくこの部屋には住んでおらず、「ゴミ置き場」のように利用していたのでしょうか。。。
玄関横の、おそらく靴箱等を置くスペースもこの通りです。
1Kのお部屋の内部はこんな感じです。ごみを分別し、袋詰めして外に運び出しながら進まないと部屋の中に入っていけない状態です。
左側の、ダンボール等が積み上がっている場所はキッチンスペースです。
ユニットバスも使用できる状態ではありませんでした。
スタッフ4人体制で、仕分け・袋詰めをする係と、お部屋のある４階からごみを運び出す係に分かれて作業を行いました。
ごみを運び出しながら徐々に奥に進むと、ようやくリビングルームまでたどり着きました。
服飾品やダンボール、お菓子の殻のほか、お部屋の奥には袋ゴミが多数、腰の高さくらいまで積み上がっておりました。
雑多なものがごちゃ混ぜに積み上がっているので、仕分け・分別しながら４人がかりで黙々と作業を行いました。
《片付け作業後》
１日ですべてのごみを運び出しました！エアコンと照明だけ残し、軽く清掃をしただけでも見違えるようです。
玄関・キッチン周りもすべて撤去しスッキリいたしました。
今回のゴミ屋敷片付けは、概算で以下のような料金でした
・処分費
・運び出し作業費
・仕分け作業費
・運搬費
合計￥220,000＋税＝￥242,000
作業員４名、トラック２台分のゴミを撤去・処分いたしました。
