大阪府東大阪市のゴミ屋敷に関する条例・対策・補助金制度とは

これまでゴミ屋敷や空き家は大きな社会問題となっていますが、どれほど明らかなゴミであろうとも、個人の財産権という憲法で保護されている権利に阻まれ、ゴミ屋敷を片付けさせるための法律整備はなされてきませんでした。

一方、2013年頃を境に各地の自治体が条例で対応する動きが見られ始め、行政による強制撤去の事例も増えてきています。

では、大阪の東大阪市ではどうなっているのか、解説していきます。

東大阪市では『廃棄物の減量推進、適正処理等に関する条例』が対象か?

(市長の責務)
第3条 市長は、廃棄物の減量及び適正な処理並びに清潔の保持のため、必要な施策を講じなければならない。
2 市長は、前項の責務を果たすため、市民及び事業者の意識の啓発に努めなければならない。
3 市長は、廃棄物の減量及び適正な処理並びに清潔の保持に関する市民の自主的な活動を支援するよう努めなければならない。

(市民の責務)
第6条 市民は、廃棄物の発生を抑制し、廃棄物の再利用を図ること等により廃棄物の減量に努めなければならない。
2 市民は、廃棄物の減量及び適正な処理並びに清潔の保持に関し、本市の施策に協力しなければならない。

第19条 土地又は建物の占有者(管理者を含む。以下「占有者」という。)は、その土地又は建物から排出される一般廃棄物のうち生活環境の保全上支障のない方法で容易に処理することができる一般廃棄物を自ら処理するよう努めなければならない。
2 占有者は、一般廃棄物の保管容器を衛生的に管理するとともに、収集に容易な構造とし、かつ、収集に便利な場所に設置しなければならない。
3 占有者は、一般廃棄物を一般廃棄物処理計画に定められた内容に従い適正に分別し、保管し、及び排出しなければならない。
(排出禁止物)
第20条 占有者は、一般廃棄物の収集に際して、次に掲げる廃棄物を排出してはならない。
(1) 有害性の物
(2) 危険性のある物
(3) 引火性のある物
(4) 著しく悪臭を発する物
(5) 特別管理一般廃棄物
(6) 前各号に定めるもののほか、一般廃棄物の処理を困難にし、又は一般廃棄物処理施設の機能に支障を生ずる物
2 占有者は、前項各号に掲げる一般廃棄物を処分しようとするときは、市長の指示に従わなければならない。
(事業系一般廃棄物保管場所の設置)

引用:東大阪市公式HP

東大阪市では、明確に『ごみ屋敷』という言葉を使用してはいませんが、上記のように街の公衆衛生を守るための条例があります。注目は第19条・第20条で、これは他のゴミ屋敷条例が無い大阪の市町村と比較して、かなり強めの文言となっています。条文改正が頻繁に行われていることからも東大阪市はゴミ屋敷や汚部屋にともなうゴミの排泄・処理方法については厳しく見ている市の一つと言えます。

東大阪市のゴミ屋敷には罰則はある?

市側、住人側、事業者、土地の所有者いずれも美化を推進する責務・努めを負う形ですが、ゴミ屋敷・放置住宅に関しての罰則規定は明確にされていません。現状は努力義務となっています。

東大阪市のゴミ屋敷撤去に補助金(経済的支援)はある?

東大阪市ではゴミ屋敷に関する補助金・経済的支援に関する規定はありません。

東大阪市のゴミ屋敷 行政代執行の可能性はある?

原則として個人の財産権が優先される為、罰則・ゴミの強制撤去などは難しいのが現状です。しかし、条例第19条、20条の管理者・占有者の責務に反しているのは明らかで、段階を経た上での行政代執行となる可能性は十分にあります。

ゴミ屋敷の行政代執行 費用は住人(所有者)負担

東大阪市に限らず、ゴミ屋敷を放置した結果、行政代執行となり強制撤去となると、その費用負担は住人(土地・建物の権利者)が負わなければなりません。

そこに至るまでに改善勧告などのステップが必ずあるわけですが、それを無視し続けた場合、高額の費用請求が来ることは確実です。必ず事前に手を打ちましょう。

行政代執行は高くつく

ゴミ屋敷の片付けに関して、行政代執行の手続きをへた場合、通常のゴミ屋敷清掃よりも高くつきます。理由は簡単。行政はそれぞれ馴染みの業者があり、イチイチ相見積もりなど取りません。相場の最高値近い金額になることが予想されますので、現在ゴミ屋敷を放置している方は、必ず自力で片付けるよう努力しましょう。

近隣のゴミ屋敷化に悩んでいる方はまずは行政へ相談を

ゴミ屋敷で悩んでいるのは当事者だけではありません。ゴミ屋敷の近隣住民の方からの苦情というケースも多々あります。堺市では、下記に相談窓口を設けておりますので、ゴミ屋敷に関するお悩みについては、下記へ問い合わせてみましょう。

東大阪市役所〒577-8521

東大阪市荒本北1丁目1番1号
電話:06-4309-3000(代表)
月曜日~金曜日の9時~17時30分(祝日、12月29日~1月3日を除く)

当事者ならば今すぐゴミ屋敷片付け業者にも相談を

もしも自身がゴミ屋敷の当事者であればまずは自力で片付けなければなりません。

ゴミ屋敷を放置して行政代執行となれば、高額な費用を請求されることになり、それはゴミ屋敷専門の業者に頼むより高くつきます。下記では大阪でゴミ屋敷を安心して頼める業者一覧を掲載していますので、是非ともそちらにもご相談下さい。

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